create 2009.01.11
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AITENDOのラジオモジュール[FM-TEA5767-M]を試す



 AITENDOで購入したFMレシーバモジュール [FM-TEA5767-M]を試してみました。
 結論としては、使い物になりません。

 受信感度は良いのですが、80MHz未満の放送局の受信が全くできません。アンテナ周辺の回路が日本の規格に合っていないのかもしれません。
 3個購入したモジュールを良く見ると基板上で、ROUTとLOUTがハンダでブリッジされているモジュールが1個ありました。意図的にブリッジさせたものなのか、製造上の不良なのかは解りません。
 当然ですが、ブリッジされたままだと右と左の音声出力が一緒になってしまうのでステレオとしては聞くことができません。

 この問題をAITENDOに問い合わせましたが、完全に無視されております。


 掲示板で、モジュール上のバリキャップにコンデンサを接続すれば80MHz未満の局も受信できるとの情報を頂きましたので、週末に確認してみます。

 実際に試してみようと思い、実験回路を組んだのですがTWI通信でこけてしまいました。
 どうやらFMモジュールを壊してしまった様です。まだ手持ちはありますが、これ以上の手間は時間の無駄と判断し、この実験は終了とします。
 販売元へ返品して、SparkFun社のSPK-FM-301を購入するのが良さそうです。


img2.png  評価用に作成した回路プロジェクトファイルです。
 AVR Studio4.14 Build 603 と WinAVR-20080610 で作成しております。


 「fm-tea5767-m」の試用に挫折していまい、別のFMモジュールを購入しました。
 SparkFun社の「SPK-FM-301」です。
 スイッチサイエンスにお願いして取り寄せて頂きました。
 このモジュールで使用されているチップ「AR-1000」のデータシートには、レジスタ内のビット位置が記入されていないので試行錯誤が必要です。
 幸いにも、「ゆきの研究室」でゆき氏が動作検証をしておりますので割と短時間で、ある程度のコントロールが可能となりました。

 「ポータブルミュージックプレーヤーを作る」のプロジェクトファイル内のfm_receiver.cが制御部分です。



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